口座開設だけならFXの知識が無
口座開設だけならFXの知識が無くてもできます。
申し込み画面の案内文に従い操作すればいいだけなので、パソコン初心者や投資初心者でもできます。
しかし、簡単さ故に危険も高いです。
誰でもFX口座を開けてしまうので、全く予備知識なしにトレードの世界に踏み込んでしまう人もいます。
強制ロスカットというものがFXにはあります。
たとえば、保有している決済前のポジションがどんどんマイナスになって含み損がふくらんでいき、決められているレベルを超えてしまったとするとFX会社側のシステムによって自動的に強制決済が行われる仕組みのことです。
その強制ロスカットが行われる前にはそれを知らせるマージンコールが発生するので口座に入金し、証拠金を追加することで強制的な決済を回避することも可能です。
この強制ロスカットの行われる基準となる証拠金維持率ですが、利用するFX会社ごとに異なるので注意が必要です。
FXの口座を初めて開設する場合、ちょっと面倒に感じてしまうこともあります。
必要な情報を入力するだけでしたらすぐ終えてしまえるのですが、身分を証明するものを送らないといけません。
ですが、近頃ではオンラインで送付することができるようになり運転免許証を携帯などで撮影して、その写真を送信するだけでいいFXの業者もあるとのことです。
数多くあるFX業者ですが、ほぼすべての業者はそれぞれFX取引を仮想体験できる無料のデモトレードシステムを設けてありますので、これは必ず使ってみるようにしましょう。
シミュレーションですから仮に大きな失敗をしたとしても損得は関係ありませんし、その業者の取引ツール自体の操作に慣れることができます。
手持ちの大事なお金をいきなり動かしてFX投資を始めてしまうのは少々無鉄砲な行為ですので、ツールを操作して売買のやり方を覚えられるようになるまでバーチャルの取引をデモトレードで繰り返すのがおすすめです。
FX投資で収支がマイナスになり負けが続くと、そのマイナスを取り戻すためにどんどんお金を使ってしまうという人も大勢いるものです。
そうすると、結局大きな損失に繋がってしまう可能性もあるので、FX口座には、必要最低限以上のお金を入れないことにしましょう。
それは預貯金のお金まで口座に入れてしまうと、まだ余裕があるなと感じてしまってつぎ込む可能性もあるからなのです。